ぶち猫おかわり

料理ときどきぶち猫二匹

おうちで作れる!フルーツタルトのデコレーションまとめ


お菓子作りが好きです。大抵のものは作りますが、複数人のお客さまが来るときは、作りおきできて華やかなフルーツタルトがべんり。

前日に土台まで焼いておき、当日にフルーツをデコレーションして冷蔵庫で冷やしておくと、食べる頃にはちょうどしっとり美味しくなっています。お誕生日の人がいる場合には、ろうそくを立ててハッピーバースデーをうたうのもよし。

今日はこれまでに作ったタルトをまとめてみました。複雑なものはないので、どれも写真を見ながら、おうちで作れる!と思います。

春のタルト

いちごタルト 寝かせるバージョン

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縦二つに割ったいちごをタルトの円周にぐるりと並べ、中央は四つ割のいちごをランダムに積み上げて埋めました。中央部分はナパージュでつやつやに、周囲は粉糖をふって。刻みピスタチオは円周にぐるりと撒きます。

いちごタルト 小粒バージョン

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こちらは終わりかけの小粒ないちごをタルトの中にぎっしり敷き詰めました。粉糖をふって可愛い感じの仕上げ。

いちごとミックスベリーのタルト

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こちらも小粒ないちごとブルーベリー。タルトの上にカスタードクリームを敷き、ベリーをこぼれるようにラフに盛りました。

ブルーベリーのタルト

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ブルーベリーを中央から規則正しく並べ、周囲は生クリームでデコレーション。最後に粉糖をふりました。紺白でちょっと清楚なイメージ。

すもものタルト

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くし切りにしたすももをタルトの上に並べ、220度で15分くらい焼きました。仕上げに粉糖をふって素朴な雰囲気に。

いちごと無花果のタルト

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いちごは四つ割、無花果はスライスしただけ。ミントの葉と(もしあれば)ピスタチオを刻んで添えて。仕上げにナパージュを塗るとツヤツヤでお店っぽくなります。

夏のタルト

無花果、アメリカンチェリーとブルーベリーのタルト

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無花果はスライス、アメリカンチェリーは二つ割にして種を取り除きます。順番に並べただけなのに色のコントラストで可愛くなりますよね。

コンポートした白桃のタルト

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コンポートにした白桃をスライスして、波形になるよう二重に並べます。刻みピスタチオが色のアクセントに。最後に粉糖をふりました。

グリルしたオレンジのタルト

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オレンジの旬がいつかは難しいところですが、うちでは初夏に作ることが多いので、夏の分類にしておきます。バリエーションひとつめ。切り出したオレンジをぐるりと三重に並べます。このタルトは22cmなのでちょっと大きめ。あれば調理用バーナーで焦げ目をつけるとよりかっこよい仕上がりに。オレンジにはナパージュを塗ってツヤを出し、粉糖をふりかけています。

コンポートしたオレンジのタルト

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バリエーションふたつめ。スライスして砂糖煮にしたものを輪切りのままずらして並べています。シンプルにナパージュは塗らず、粉糖のみ。

フレッシュなオレンジのタルト

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バリエーションみっつめ。切り出したオレンジを今度は中央から花びらのように並べてみました。ひとつめと似ているけれど、並べ方が少し違います。

無花果とりんごのタルト

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旬は秋か冬ですが、作ったのが夏だったので、ここで書きます。スライスした無花果をランダムに並べ、三角に切った林檎を差し込むようにデコレーション。タルトの周囲に塗っているのは、カシスジャムとナパージュを混ぜたもの。ドラマチックな仕上がりになります。

秋のタルト

巨峰のタルト

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とてもシンプルに、2つに切った巨峰をアーモンドクリームに埋め込んで焼いたもの。水分が飛んだ巨峰は濃厚でとても美味しいです。

洋梨、すももと無花果のタルト

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四角いタルトのバリエーション。スライスした無花果をランダムに並べ、間にくし形にスライスしたプラムを差し込みました。タルト台の右側にはスライスした洋なしのコンポート。周囲に塗っているのは、カシスジャムとナパージュを混ぜたものです。

洋梨とカシスのタルト

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焼きこみタイプ。アーモンドクリームの上にスライスした洋梨を敷き、間にカシスの実を埋め込んで焼きました。仕上げに刻みピスタチオを添えて。紫と緑、洋梨の色のコントラストが美しい。

無花果のタルト

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わたしの好みであちこちに出てくる無花果。これは焼きこみタイプ。皮をむかずにくし切りにした無花果をアーモンドクリームに埋め込んで焼いています。仕上げはやはりナパージュと粉砂糖。焼いて濃厚になった無花果は秋にぴったり。

モンブランタルト

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いわゆるモンブラン。タルトの上にマロンペースト、生クリームを重ねて、最後にマロンクリームをこんもり絞って、マロングラッセを飾りました。

冬のタルト

レモンタルト

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レモンは一年中出回りますが、いわゆる旬は冬だと聞きました。タルト生地の中にたっぷりのレモンカスタードを詰めて焼き、最後にメレンゲを渦巻き状に絞り出して、バーナーで焦げ目をつけます。レモンスライスをデコレートするとひと目でレモンタルトだとわかります。

金柑のタルト

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コンポートにした金柑を埋め込んで焼いただけ。仕上げはナパージュと粉糖に刻みピスタチオ。

林檎のタルト

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タルト生地の上に、林檎のコンポートをぎっしりと敷き詰めた後、表面はスライスした林檎を波形に並べて覆います。ちょっと焦げるくらい焼いたほうが美味しいしかわいい。

アップルパイ

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タルトではないので、番外なのですが、アップルパイ。あの林檎をイメージしてロゴをつけてみたものです。

おまけ

タルト生地(パートシュクレ)とアーモンドクリーム

タルトの土台は、パートシュクレという生地とアーモンドクリームから成っています。作ったことのない方は市販のものでもいいと思いますが、わたしは、この本のレシピで作っています。生地が本当においしくできるので、タルト作りにおけるバイブルです。

 

タルト 私のとっておき

タルト 私のとっておき

 

 

クックパッドだとこちらのレシピが近い感じ。パートシュクレを敷きこんだ段階で、空焼きして冷ましてからアーモンドクリームを入れて再度焼くと、生地のサクサク度が増します。

cookpad.com

タルトリング

タルト型と言えば、背がギザギザで底が抜けるタイプが一般的ですが、わたしは断然タルトリング派。タルトリングというのはこういう、底がない輪っかタイプの型のこと。

 

MATFER(マトファ)タルトリング φ180mm 371662

MATFER(マトファ)タルトリング φ180mm 371662

 

 

生地の敷きこみも見た目ほど難しくなく、火の通りにくい底部分もきちんと焼けます。敷きこんだ後、オーブンに入れる前にしばらく冷凍庫に入れて生地を固めるのがきれいな形に焼くコツの一つ。
さらに下にシルパンという網目状のベーキングシートを敷くと、見た目も食感もお店のようなサックサクのきつね色になるので、タルト道を追及したい人にはセットでお勧めしたいです。

シルパン300×350

シルパン300×350

 

現場からは以上です。

お菓子のデコレーション記事

カップケーキを春らしくデコレーションしてみました。

 

金柑といちごのショートケーキのデコレーションです。

 

パステルカラーでアイシングクッキーを作りました。

 

はてなブログとはてなブックマークのロゴマークをアイシングクッキーにしました。