秋のくだものをいろいろのせたタルト
友人の誕生日のお祝いに、秋のくだものをいろいろのせたタルトを作りました。
タルト台を焼く
一番はじめの作業は、タルト台を焼くことです。生地はパートシュクレ。先日、ぶどうの三階建てタルトを焼いたときにまとめて作って、冷凍しておいた生地を解凍して使いました。
最近は、側面までパートシュクレがあるとちょっと重いと感じるようになったので、タルトリングを使って側面だけのタルト台を作ることが多い。写真は空焼き後だけど、ちょっと焼きすぎてしまった。まあ、なんとかなる範囲です。
クレームダマンドを作る
パートシュクレに重ねるのは、定番のクレームダマンド。室温に戻した無塩バターをよくかき混ぜて、粉砂糖を混ぜ込んで。
解きほぐした全卵とラム酒を加えてよく混ぜて。
最後にアーモンドプードルと小麦粉をふるい入れて、全体をざくざく混ぜたらできあがり。詳しくは、津田陽子さんのレシピを見てください。
できあがったクリームは絞り袋に入れて……
空焼きしたパートシュクレの上に渦巻状に絞り出す。
ここで、金柑を甘露煮にしたものが登場。半割にして楊枝を使って種を取り出しておいたもの。
これを適当にクレームダマンドの中に押し込んでオーブンに入れます。180度40分。
焼き上がりです。金柑のいい匂いがします。
秋のくだもののデコレーション
冷ましたタルトには、金柑の甘露煮のシロップを塗ります。大人向けであれば、シロップにはグランマニエを適宜入れると味わいが複雑になってよい。
さて、デコレーション。スライスしたいちじくを外周にぐるっと並べます。
洗って水気を拭いたシャインマスカットを半割にして、いちじくの内側に二重に並べます。
中央の空いたスペースに、余った金柑の甘露煮を盛ります。
中央に、食用の金箔をあしらえば、できあがり。
秋はタルト向きのくだものがいろいろあって楽しい。他には、洋梨のコンポートや紅玉、栗のタルトも作りたいです。
その他のタルトの記録
buchineko-okawari.hatenablog.com