夕ごはんの献立が決まらないという相談を受けたとき。いろいろな回答があるのですが、よく言うのは「出始めの旬のものを入れる」こと。旬を意識するだけで、作る人も食べる人も食卓から季節の移り変わりを感じて、ちょっと幸せな気持ちになれる気がします。
わたしの住む地域では、夏野菜が出揃ったところ。先週末はとうもろこしをかき揚げにしました。冷蔵庫のありもので、生とうもろこし(包丁で芯から削ぎ落とす)、赤玉葱(薄切り)としその葉(2cm角に切る)を混ぜて、からっと揚げただけ。
塩を添えますが、何も付けなくてもおいしい。とうもろこしの自然な甘さがなによりのごちそうです。揚げたてのサクッと感もくせになる。
コツは最初に素材に粉をまぶしてから衣をつけること。もし揚げ物を本格的にやるならば、こちらのレシピ本がお勧めです。
この日は、富山で買ってきたしろえび素麺がメインでした。これが思った以上の白えび感。甲殻類好きなら一度は試してみて損はないと思います。
他のおかずは、鯵のなめろう、韮のお浸し、ミニトマトの中華風サラダ、いんげんの白和え、蕪と油揚げのお味噌汁。夏野菜を満喫しすぎですね。