調理家電、大好きです。厳選に厳選を重ねているつもりですが、結構いろいろ持っていて、日々楽しく使っています。
日常的に使っている調理家電の代表格は電動ごますり器です。ごまなんてすり鉢で擦ればいいじゃないの、電動である必要なくない?という声が聞こえてきそうですが、すり鉢があってもべんりだし、手回しよりも電動のほうが圧倒的に使いやすいと思います。
うちで使っているのは象印のもの。先日、長年使ったものがついに動かなくなったので確認したら、7年間以上前に製造されたもの。割と丈夫だったと感心して、同じメーカーのものを再び購入したら、7年前と全く同じものが届きました。モデルチェンジしていないもよう。ただ、他のメーカーのものでも大きな違いはなさそうです。
使い方は簡単。まず、上の蓋をとって煎り胡麻を入れる。
蓋を閉めて黄色いボタンを押す。すると、脇にある出口から擦られた胡麻が出てきます。粗さは三段階選べます。
電動ごますり器がべんりなのは、例えばお腹を空かせたひとりご飯のとき。最後に薬味をのせたいけれど、すり鉢を洗うのはちょっと面倒。そんなとき、ごますり器があれば、洗い物をひとつも増やさずにきめ細かいすり胡麻を添えられます。
いろいろ作った最後の仕上げ。人参のおひたしにもう一味ほしい。でもお吸い物が冷めちゃうのでぱぱっとやりたい…。手回しでもいいのですが、電動は本当に早いので、仕上げ作業がスピーディーにできます。
最後に、長年使って感じたマイナスポイントを挙げておくと、音が結構うるさい、胡麻を入れっぱなしにすると風味が落ちる、あたりでしょうか。衛生面は、上部と内部の歯車をすっぽり外せて水洗いできるので、あまり心配ないように思います。
と書いてきて、電動を好むのはわたしがせっかちだからかもしれません。
いずれにせよ、ごますり器が家にあるとごまを食べる頻度がぐっと上がります。朝ごはんの納豆のトッピングに、和風サラダの薬味に、お吸い物の吸い口に。胡麻だれに追加して風味をプラスする使い方もよくします。
ごまは硬い表皮に覆われているので、擦ったほうが栄養として摂取しやすくなるとも聞くので、引き続き、電動ごますり器を駆使して、手軽なすり胡麻ライフを楽しみたいと思っています。