「カクたこ/たこのみ焼き」とは
「カクたこ/たこのみ焼き」というのは、たこ焼き器を使わずに、たこ焼き生地をだし巻き卵用の四角いフライパンで焼いたものをいうそうです。命名はオタフクソース。詳細は下のリンクをご参照ください。タコのみ焼きと呼んでいるページもあって、まだ呼称も統一されていない模様。
お料理レシピ | 簡単たこ焼!カクたこ | オタフクソース株式会社
わたしは割とたこ焼きが好きなのですが、たこ焼き用の鉄板は持っていません。しまう場所がないのと、部屋でたこ焼きをすると匂いで大変なことになりそうなので。
しかし、だし巻き卵用のフライパンならばある。これでいつでもたこ焼き(のようなもの)を作れるならば、たこ焼きが食べ放題になる…。
そのような目論見で早速カクたこ(タコのみ焼き)に挑戦してみました。
たこ焼き愛を証明するための過去記事
たこ焼き粉なしで作れるレシピを探す
まず生地を作ります。オタフクソースによると、たこ焼き粉を使うように指示があるのですが、粉類を新しく買いたくないですよね。なので、たこ焼き粉なしのレシピで作りたかったのですが、なかなか見つからず。結局、たこ焼き粉を使わないたこ焼きのレシピをcookpadで検索して、分量を調節することにしました。
このレシピを三分の一の量で作ったところ、ちょうどカクたこ二個分の量になりました。これなら、粉類は家庭でいつもストックしているものだけで作れちゃいます。このレシピはだし汁を使うところも好き。作っている最中ずっとお出汁のいい匂いがしていました。
カクたこ/たこのみ焼きを焼いていきましょう
まずはよく熱したフライパンに、できた生地の半量を一気に流します。テフロンコーティングでない場合には、油を入れてから煙が出るまで温めてフライパンと油をよくなじませておきましょう。くっつかなくなります。
すぐさま(生地が固まる前に)、タコ、刻んだキャベツ、青ネギ、揚げ玉等を適当にのせます。個人的な好みで紅しょうがは割愛しています。個人的には具はもりもりのほうが美味しいし体にもいいと思います。
生地が固まったのを見計らって、真ん中から手前に二つに折りたたみます。多少ぐちゃっとなっても最後に表面を焼くので大丈夫。
オプションでごま油を使います。大さじ1〜2くらいの量をフライパンに投入し、火を強くして生地の表面を揚げ焼きに。もしできれば、フライ返しを使って途中でひっくり返すとさらに表面がカリカリに焼けます。
じゅわ〜〜。表面がカリッカリになります。この工程はちょっと油っぽくもなるので、おこのみでどうぞ。わたしはたこ焼きの表面はカリカリ派です。
カクたこ/たこみ焼きのできあがり
カクたこ/たこみ焼きのできあがりです。
お出汁のいい香りが立ち上って、あんまりジャンクな気がしない。生地はふわふわして、表面はカリッとしています(狙いどおり…!)。
切ったところ。お出汁の香りがふんわりとして、ふかふかの生地、たっぷりのお野菜とタコのアクセント。すごく美味しいです。でも、これがたこ焼きかと言われるとやはりちょっと違う気がする。
たこ焼きとカクたこの違いは焼き方(焼いた面の面積)だけのはずなのですが、食感でこれほど違うものになるというのは発見でした。
四角いたこ焼き(カクタコ)。意外とうまく出来たけど、たこ焼きとは別ものだった。でも美味しいは美味しい。 pic.twitter.com/avaZzSr3Lj
— ぶち猫 (@buchineko_okawa) February 13, 2016
おわりに
結論としては、カクたこ/たこのみ焼きとたこ焼きは別物ということに落ち着いたのですが、本当に手軽に作れるしおいしいので、また作るんだろうな〜という気がしています。
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