バターチキンカレーはお好きですか?
バターチキンカレーが大好きです。大好きゆえによく作っていたら、美味しいと褒められてレシピを聞かれることが多くなったので、ここに記録します。
おいしいバターチキンカレーを作るコツは3つあると思う。ひとつ目はタンドリーチキンを入れること、ふたつ目はカシューナッツを入れること、みっつ目は隠し味に醤油を入れること。
カシューナッツは生が望ましいのですが、手に入らない場合にはコンビニの酒のつまみコーナーにあるやつでも大丈夫ではないかと思います(試したことはない)。
おいしいバターチキンカレーの作り方
材料:
【タンドリーチキン】
鶏肉 200〜300g
ヨーグルト 大さじ3〜4
カレー粉 大さじ1
塩 肉の重さの1%の重量
胡椒 少々
【カレー本体】
トマト缶 1缶
カレー粉 大さじ2
にんにく、生姜 各1かけ
生カシューナッツ 30g
バター 50g
ヨーグルト 適量
カスリメティ(スパイス) あれば少々(大さじ1)
醤油、はちみつ 大さじ2〜3
ケチャップ、ウスターソース 大さじ1/2
塩コショウ 少々
まず、鶏肉(ももでも胸でも好きなほう)をタンドリーチキンにする。いつも適当に作っているのでレシピがなく、初めての方はこの辺りを参考にしてください。一晩くらい漬けたほうが、肉が柔らかくなっておいしい。
焼くときは、皮を引っ張って形を整えたほうが焼きムラがない。オーブンで180度30分くらい。
できあがり。このままでも普通においしいので食べたいけど我慢する。
スパイスを準備する。左上からにんにく一欠みじん切り、S&Bのカレー粉大さじ2、生姜一欠みじん切り、バター30g。
生カシューナッツは、フードプロセッサーなどで粉状にする。写真は試しにすり鉢で潰したら腱鞘炎になりそうになったので、方法としてはお勧めしない。
厚手の鍋にバターを溶かし、にんにくとカシューナッツを炒める。弱火でじわじわと温めて、香りと油を引き出す工程です。
にんにくとカシューナッツのいい匂いがしてきたら、カレー粉と生姜を入れて、さらに炒める。カレー粉がバターとよく馴染んで火が通らないと粉っぽくなることがあるので、ペーストを練るようにして、弱火でじっくりと火を通す。
カレー粉が油と馴染んだら、トマト缶1缶をフードプロセッサーかミキサーで液状にしたものを加えて、全体を大きく混ぜる。強火で3分ほど煮立てて、トマトの酸味を和らげる。このとき、トマトの汁が飛び散りやすいので、蓋を半分閉めるのとエプロン必須です。
トマトが馴染んだら、焼き上がったタンドリーチキンを汁ごと加える。味を見て、塩胡椒、ケチャップ、ウスターソース、醤油、はちみつを適宜加えて味を整える。このとき、醤油を入れるとご飯に合うカレーになる。トマトの酸味を和らげるために、はちみつは味見しながら多めに入れる。
スパイスはお好みで。わたしはそのときの気分で、クミンやチリパウダー、ガラムマサラなどを入れることもありますが、バターチキンカレーにはカスリメティが定番と聞いてから必ず入れるようになりました。味わいが複雑になるので、大人向け。
最後に、バター20gを溶かし入れたらできあがり。すぐ食べることもできるけれど、やはり一晩寝かせるとさらに美味しくなる。見た目は真っ赤ですが、トマト由来の赤なので、激辛ではありません。
うちの定番は、普通の白米にかけて食べるバターチキンカレー。パンやナンにももちろん合います。
あとご飯にバターチキンカレーをかけた上にチーズをのせてオーブンで20分くらい焼いた、いわゆる焼きバターチキンカレーはお酒のツマミにもなるので、大変危険です。
2016.5.17:レシピの特に分量があまりにもいい加減だったので反省し、記憶を元に主に分量を追加するとともに誤字を訂正いたしました。ただし、分量は正確に計測したり、再現作業を行っていないので、目安としてお考えください。
おまけ
昨日の夕ごはんです。
夕ごはん。揚げなすに蕎麦味噌と雲丹のせ、人参の葉のかき揚げ、鮪ほほ肉のポン酢がけ、チャーシューと味付け玉子、青梗菜のナムル、大根と牛肉煮、さつま揚げ三種。ご飯は食べず、日本酒のみ。 pic.twitter.com/fZm3TnlIOo
— ぶち猫 (@buchineko_okawa) May 15, 2016