きりっとしたい日に履くピンヒールのパンプス
もう10年以上も、毎日スーツを着て仕事をしています。
ドレスコードはさほど厳しくないのですが、同僚の男性はみなスーツにネクタイをきちっと締めたスタイルが不文律になっているので、並んで立ったときに、わたしだけがみすぼらしく見えたりしないよう、装いには気をつけています。
先日、キリッと見せたい日に履くために、ピンヒールのエナメルパンプスを新調しました。ヒールのフォルムが美しくて、履いたときに脚がきれいに見えるところが気に入っていますが、一番のポイントは歩きやすさです。
忙しいときに、ヒールが高いことで動き回れないのでは意味がありません。スニーカーとまでは言いませんが、ハイヒールを選ぶ場合にも、ローヒールのパンプスと同じくらいには機動性があることが大事だと思っています。
歩きやすいパンプスを探すときのポイント
歩きやすいパンプスを探す場合には、試着が必須です。試着するときは、以下の手順にて、パンプスがあなたの足に合う歩きやすいものであるかを確認しましょう。
- 履いたときに踵が合っているか? もし踵と靴の間に人差し指が入るほど空いていれば、サイズがあっていないので、ワンサイズ下を出してもらいましょう。革靴は履いているうちに伸びますが、縮むことは稀なので、大きめか小さめかの二択であれば、小さめのサイズを選ぶべきです。
- 足の指(特に親指と小指の関節)が靴に強く圧迫されていないか? 多少の圧迫であれば革が伸びることで調整できる可能性があります。ただ、まだ歩いてもいない段階で痛みがあったり、目視で確認できるほど靴がゆがむような場合には、木型が合っていない可能性があります。
- 試着したまま靴売り場の中を一周歩き、靴の踵がすっぽ抜けずに、足の裏に吸い付くようについてくるか? 本当に歩きやすいパンプスは、足の裏に吸い付くようについてきて、歩行の邪魔になりません。もし歩いているうちにパンプスの踵部分が外れてパカパカしてしまうようなことがあれば、サイズか木型が合っていない可能性があり、それを選んではいけません。
- 片足立ちをして、軽く左右に揺れてもグラグラしないか? 本当に歩きやすいパンプスは、片足で立ったときも安定しているので脚に負担がかかりません。これを確認するためには、パンプスのまま片足立ちをして少し体を揺し、靴とヒールがグラグラしないかを確認します。
- 少しでも緩みがある場合には、中敷きを活用する。 緩みが気になる場合には、パンプスにジェル状のパッドを貼ると滑り止めになって安定します。
もう何年も愛用しているエストネーションのオリジナルパンプス
わたしが長らく愛用しているのは、エストネーションがオリジナルで作っているパンプスです。今回新調したものももちろんエストネーションですが、他にもビジネス用だけで4足ほど持っていて、ヘビーユーズしています。
そのすべてが、上で挙げた基準をすべて満たした歩きやすいパンプスです。そして、とても歩きやすいパンプスなのに、見た目も美しいというところが最高に気に入っています。
靴は元となっている木型との相性で、誰にでも合うわけではないとは思いますが、もしスーツに合って動きやすい、かっこいいピンヒールをお探しであれば、ぜひ一度エストネーションの店舗で、試してみられることをおすすめ致します。