シルバーウィーク中はほとんど仕事をしていたのですが、土日だけはぎりぎり休めたので、会費制で手打ちパスタパーティーをしました。
結構豪華な食材を使ったのに、1人予算2000円(
材料と費用
1. 築地で仕入れた魚介類とお肉
雲丹 一箱4,000円(うち2/3使用なので3,000円くらい)
スズキ 一匹900円(うち半分使用で450円)
ぼたん海老 二匹で700円
ミートソース用牛肉 200gほどで1,300円
2. 近所肉屋で仕入れたA5和牛
900円/100gのステーキ肉を450gほどで、4,000円。
3. 手打ちパスタの材料(小麦粉、卵)や野菜など
逆算して、合計で6,500円分くらい買いました。
4. 参加人数割り
以上で材料は合計16,000円也。
参加者は8人だったので、1人2,000円の会費になりました。
下準備
1. 和牛のミートソース
前日に作っておいたのは和牛のミートソース。食感を良くするために、細切れ肉を手で刻んだものを入れてみました。
まずは、フードプロセッサーで刻んだ野菜を牛脂でゆっくりと炒めて、
別のフライパンを使い、刻んだ牛肉(ひき肉も混ぜています)をよく焼き付けます。
二つを合わせて、トマト缶をフードプロセッサーで砕いたものを加えて煮込んだものがこちら。レンチンしたとうもろこしも加えました。
2. 手打ちパスタ
今回用意したパスタ生地は三種類。薄力粉と強力粉を半々にしたもの、強力粉ベースに全粒粉を配合したもの、デュラルセモリナ粉100%のもの。色が微妙に違います。
基本の配合は、粉200g、卵2個、塩小さじ1/2、オリーブオイル小さじ1。これをよく捏ねて一晩置きます。ただ、結果から言うとちょっと水分が多かった気がするので、次はもう少し水分を控えめ(卵の量を粉の1/2量にする)で作ってみたいと思っています。
翌日がこちら。粉200g分の塊を4つに切り分けてパスタマシンにかけていきます。
全粒粉入りの生地はお蕎麦っぽい。7メモリ、5メモリ、2メモリの順に通してから、スパゲッティーニの細さに切り分けたところ。
デュラルセモリナ粉入りの生地はフェットチーネにしました。
小麦粉で作った生地は、1メモリでうすーく延ばしてからラザニアに。昨日作った牛肉のミートソースをたっぷり乗せ…
固めに作ったホワイトソースと重ねて、パルメザンチーズを削りかけたところ。
こちらは、自家製のリコッタチーズと茹でた小松菜を刻んだもの、卵黄を合わせて作ったフィリング。
友だちが持ってきてくれたラビオリの型を使って、リコッタチーズ入りのラビオリを作りました。上は、全粒粉の生地を使ったトロフィエというパスタです。
当日のメニュー
アミューズは、いちじくの上に生ハムを乗せたもの。
野菜も食べねば。ということで、山盛りサラダ。
もっちもちのラビオリには、和牛のミートソースをかけました。
トロフィエには、青じそを使ったジェノベーゼソース。さっぱりとした和風の味付けです。
スパゲッティーニを使ったスズキのペペロンチーノ。あと写真を撮り忘れたのですが、ボタンエビで作ったアメリケーヌソースをフェットチーネに合わせたものも出しました。
じゅわっと焼いたラザニア。 ここでパスタ食べ過ぎでお腹いっぱいという声が上がったので、致し方なく…
A5和牛をミディアム・レア気味に焼いたものをお出ししました。美味しいお肉は脂が蕩けるんですよね。
お腹が落ち着いたところで、生雲丹をたっぷり使ったクリームソースのフェットチーネをお出ししました。すごい満足感でした。
デザートは、ネクタリンをパイ生地で包んでざっくりと焼いたもの。素朴なお菓子ですが、目の前で包んで焼き上げるところがごちそう。
酸味がほどよく、お腹いっぱいの締めくくりにちょうど良かったです。
まとめ
使った食材に比べて会費が安めに上がった理由は、主食のパスタを粉から作ったのと、魚介類を市場で買ってきたのが大きい気がします。
手打ちパスタは始めたばかりなのですが、奥が深くてはまってしまいそうです。
この後、早速ガルガネッリ(薄いペンネのようなパスタ)にも挑戦してみたのですが、それはまた別の記事に書きたいと思います。