一の酉を冷やかしに新宿へ
毎年11月の酉の日に行われる酉の市。前々から気になっていたところ、今年始めて参加してきました。場所は、新宿の花園神社。
参道の入り口に掲げられている提灯の行列。このどこかに我らがデイリーポータルZの提灯があるので、探してみましょう。
名物の見世物小屋
出店の中には名物だという見世物小屋が。
呼び込みのお兄さんに、大きいカメラ持っている人、もっと近くで撮影して!広角側でね!!と煽られて撮影。
屋台のスケール感について
急に寒くなった夜だったのに、なかなかの人手。混み合っているけれど、みんなどこか幸せそうな雰囲気だった。
屋台のスケールがどこも大きくて、大平原のような広さの鉄板の上一面にキャベツを広げて、スジ焼きを大量生産していた。
熊手を買おう、そうしよう
さて、お目当ては熊手。熊手屋台の並ぶ界隈では、壁一面にぎっしりと熊手。
浮遊する熊手。
おかめと目が合ってしまう。
金銀朱色と色の洪水。
どこか違う世界に迷い込んだかのよう。
落語家さんの立派な熊手。大きな熊手を買うと、露天商が商売繁盛を祈って盛大に手締めをしてくれる。近くにいるとなんとなく巻き込まれて参加することになったりする。
なんとなく晴れがましい夜。
買った熊手は袋にしまわず、縁起を担いで、こうして掲げて持ち帰る習わしだそう。
そう言えば、わたしも商売をしているので、まずは小さく2000円の熊手を買った。さんざん見て回った成果で、なかなか気にいる意匠のものが手に入った。来年は3000円のものを買えるくらい繁盛していればよいのだけれど。