先日の沖縄旅行にて、自分用のおみやげに沖縄っぽい野菜を三種類買ってきました。
沖縄っぽい野菜三種
左側の緑色はうりずん豆。中央の果物がドラゴンフルーツで、右側がシークウヮーサー。道の駅許田で買ったのですが、どれも一パックまたは一個100円から200円とお手頃な価格でした。
うりずん豆のバリエーション
うりずん豆は、正式名称をシカクマメといい、見た目どおり豆科の植物のようです。
シカクマメ(四角豆、学名:Psophocarpus tetragonolobus (L.) D.C.)は、マメ科シカクマメ属の多年草(日本では冬季に枯れるので一年草扱い)。熱帯アジア原産。実の断面がひだのついた四角形なのでこの名前がある。学名の種小名も四角形(テトラゴン)に由来する。沖縄では「うりずん豆」「シカクマーミ」、日本本土では「琉球四角豆」といった商標で種苗が市販されている。
長さ15cmくらいの若い莢を煮たり[1]、炒め物や揚げ物(天ぷら)などにする。さっぱりした味でくせがなく歯ごたえを楽しめる。さやだけに留まらず、花や葉、熟した豆、そして地下根(芋)も食用になる。
直感的には、スナップエンドウと同じ感覚で調理すればよい気がしました。
■ うりずん豆の胡麻和え
さっと茹でたうりずん豆を、ポン酢とすり胡麻で和えたもの。見た目よりも癖がなくて、食べやすい野菜です。歯ごたえもいい。
■ うりずん豆サラダ
翌朝はもう少しシンプルにサラダに入れてみました。右上です。
ズーム。塩ゆでしたものをレタス類の中にそっと混ぜましたが、洋風のドレッシングとも合う。コツは茹ですぎないこと。スナップエンドウを茹でるつもりで、ちょっと固めに火を通しましょう。
■ 秋刀魚の付け合わせ
最終的にはさっと塩茹でしたものを秋刀魚の付け合せにしました。魚とも合う。ものすごくべんりな野菜なので、本州でも販売してほしい。
ドラゴンフルーツのバリエーション
ドラゴンフルーツとは、なんとサボテンの仲間らしいです。
ドラゴンフルーツ(英語:dragon fruit)、またはピタヤ(英語:pitaya)は、サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテン等の果実を指す。メキシコまたは中南米の熱帯雨林原産。
見た目が派手ですが、味は淡白。ほんのりと瓜系の甘さがあり、こちらも歯ごたえがさくさくしているところが特徴。
■ ドラゴンフルーツとマッシュルームのマリネ
色の面白さを活かして、マッシュルームと一緒にニンニクの利いたフレンチドレッシングで和えてみました。ドレッシングを使うと、仄かだったドラゴンフルーツの甘みが引き立ちます。
■ プルーンとドラゴンフルーツのサラダ
もう半分はプルーンと一緒にサラダにしました。右端にちらっとドラゴンフルーツが見えています。ちょっと甘みの強い野菜としてサラダに使うのが気に入りました。
シークヮーサー
シークヮーサーは、ミカン科なのですね。かぼすのような果実です。
シークヮーサー(和名:ヒラミレモン(平実檸檬)、学名:Citrus depressa、閩南語:酸桔仔)は、ミカン科の常緑低木、柑橘類。沖縄方言で「シー」は「酸」(あるいは「酢」)、「クヮーサー」は「食わせるもの」(あるいは「加える」)を表し[要出典]、「シークヮーサー」という名称は「酸を食わせるもの」(「酢を加える」)を表す。これは、芭蕉布を織り上げた際にそのままでは固い布をシークヮーサーの果汁で洗浄し、柔らかくしたことに由来する。
シークヮーサー - Wikipedia
■ シークヮーサーのカルパッチョ
酸味のある果実なので、カルパッチョのレモン代わりに使ってみました。レモンよりもさらに爽やかな風味があり、おいしいです。
■ シークヮーサーシフォンケーキ
レモン系であれば、シフォンケーキになるはずと探して作ってみました。シークヮーサーシフォン。甘さの中にキュンと来るような酸味があって、夏の雰囲気が漂います。
まとめ
旅行に行くと、必ずスーパーの生鮮食料品コーナーに立ち寄って、珍しい食材チェックをします。今回は、チェックしたときに気になった野菜を、実際に買ってきて調理してみたのですが、思った以上におもしろく興味深かったです。
次回以降も恒例にしたい。
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