ぶち猫おかわり

料理ときどきぶち猫二匹

桃を丸ごと一個使ってパフェを作る

季節のくだものでパフェを作る

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桃がおいしい季節になったので、桃を丸一個使ってパフェを作ってみました。甘さは控えめで、アクセントとして少しだけ和山椒を使っています。

桃を丸ごと一個使ったパフェ

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材料(1人分)

 桃      1個

 グラノーラ  スプーン2杯くらい

 バニラアイス 半カップくらい

 ラム酒    大さじ2

 蜂蜜     大さじ2

 和山椒    少々

桃は、買ってきたら2~3日は室温に置いて追熟させます。部屋に桃のいい香りが漂ってきたら食べごろ。直前に冷蔵庫に入れて、冷やしすぎずに食べるのがおいしい。

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今回は、前日までに、桃を一部加工しておきます。まず、桃はアボカドを切る要領で、中央の筋から種までぐるりと一周包丁で切れ目を入れて、両手で包むように固定してひねって二つに割ります。果肉についた種は小さいスプーンでえぐるように取り出します。

 

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桃のマリネ(左):桃(1/4個)を角切りにして、ラム酒と蜂蜜でマリネして冷蔵庫で寝かせる。

桃のソルベ(右):桃(1/4個)をハンディミキサー等でピュレ状にして冷凍庫で冷やし固める。途中で1~2回取り出してスプーンで全体をかき混ぜて、空気を含ませる。

写真は二人分(桃二個分)で作っていて、一回に作る分量としてはこれくらいが作りやすい。桃は空気に触れると変色しますが、マリネすると一昼夜くらいは変色せずに持ちました。ソルベはすぐに変色するので、そういうものだということにしました。

 

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食べる前に、残った桃(1/2個)を冷蔵庫で冷やす。その間にワイングラスにグラノーラ、バニラアイスを入れて、和山椒を削りかけます。

和山椒をふることで、ちょっとだけスパイシーで、甘いだけでない爽やかさが加わります。料理通信の8月号に載っていた、アイスとスパイスを合わせる記事を参考にしました。 

料理通信 2019年 08 月号 [雑誌]

料理通信 2019年 08 月号 [雑誌]

 

 

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バニラアイスの上に、5分ほど常温においてよくかき混ぜた桃のソルベをのせます。

 

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さらに、桃のマリネをのせます。このときは2日ほど冷蔵庫に置いてしまったので変色が進んでしまいましたが、1日前だったらもっと色がきれいに出てよかったのになーと思いました。マリネ液は好みで半分くらい一緒に入れます。

 

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最後に、冷蔵庫から出した桃の皮を剥いて、1㎝厚さに切っててっぺんにのせて、桃のマリネ液をスプーンでかけます。マリネ液をかけることで、桃の表面がツヤツヤになる。最後に、再び和山椒を削りかけて完成です。

 

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甘さ控えめなので、桃のおいしさをストレートに味わえるパフェ。意外と量も多くないので、夏バテの胃にもいけそう。グラノーラはコーンフレークでもいいし、アイスクリームはヨーグルトでもいいと思います。

なにより、作る作業が楽しいところがよかったのでした。

書籍が出ました

日々をたのしむ器と料理

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基本的には器の本ですが、各章の末尾に、特別な器具や調味料を使わないで簡単に作れるレシピを合計54個も書き下ろしました。リンク先に目次やページ見本もあるので、よかったら見て下さい。

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