プロが選んだ!業務用特殊鋼ボンスター
最近買った台所用品。それはボンスターです。ボンスターというのは、特殊鋼で作られた業務用の金たわしのこと。なぜ買ったかというと、数カ月に一度行く(それくらいの頻度でしか予約が取れない)お鮨屋さんの大将と調理器具トークをしていたら、鍋を磨くならボンスターがいいですよと勧められたからです。「これで銅製の鍋を磨くとピカピカになるんですよ!」と言われてどうしてもやりたくなってしまった。
業務用特殊鋼ボンスターの威力について
ということで、実際に使ってみます。ボンスターは水に漬けるとすぐに錆びるので、基本的に使い捨てです。今回は磨く対象範囲が狭めだったので、キッチンバサミで半分に切ったものを使用しました。
焼け焦げがこびりついているのは、魚焼きグリルの部品です。そもそもこんな部品があることを失念していて、全然掃除していなかった。年単位で放置されていた、気合の入った焦げつきです。試しに食器洗い用のスポンジでこすってみましたが、びくともしませんでした。これを水でざっと濡らしてから、ビニール手袋をつけて、ボンスターでゴシゴシと根気よくこすります。
その結果がこちら。割と激しい焦げつきもつるんときれいに取れました。年単位で放置していたので多少時間はかかりましたが、今まで使ってきたスポンジやたわし、メラミンスポンジと比べても、威力は絶大でした。
この他にも、シンクの水道の裏側についてしまった頑固な水垢(プロの業者に頼んだときも無理だと言われたもの)もかなりきれいに落とすことができて、費用対効果はかなりいいと思いました。
ところでボンスターには、もっと細かい番手のものもあります。それがこちら、No.000です。
中身はバウムクーヘンのような束になっていて、使うごとにキッチンバサミなどで切り取る必要があります。切るときに破片を吸い込まないように注意。また切り屑がすぐに錆びつくので、乾燥した場所で切って破片はすぐに処分するようにしましょう。
スタンダードなボンスターよりもキメが細かいので、仕上げ磨きや繊細なもの(うちだと有次の行平鍋の表面など)を磨くために使います。こちらも汚れ落ちはすばらしく、かつ、表面がつるつるピカピカになるので、とても気持ちいいです。
今、新しく銅鍋がほしいな〜と思っているので、銅鍋を手に入れたら、今回買った売るほどあるボンスターを使って、こまめに手入れをする生活をしたいと思います。
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