厚いステーキを自分で焼いてみたくなった
先日、銀座で厚いステーキの焼き方を見て以来、自分でも厚いステーキを焼いてみたくなりました。できれば、サシの入った和牛がいい。
探してみると、厚いステーキ肉自体があまり売っていなかった。最終的には、塊肉から切り出してくれる店で、肩ロースの通称ザブトンという部位を200g分切り出してもらうことにしました。
厚さ3cmの和牛ステーキ肉
結構きれいにサシが入っている。理想はフィレ肉でしたが、ちょっと予算オーバー。このお肉は100gで1600円だったので、3200円くらいで買えました。
横から見るとちょっとした崖感がある。焼く前に、触って冷たさを感じないくらいまで室温に置きます。この日は寒かったこともあり、1時間半くらい置きました。塩コショウは焼く直前にふりかけます。
フライパンで両面を焼く
焼くときは厚手のフライパンでとにかく強火。サラダ油をしき、表面から薄い煙が立ち上るまでフライパンを温めます。そして、室温に戻して塩コショウをしたお肉を焼いていきます。今回は片面1分。
こんがり焼けた。もう片面を1分焼いて、最後に蓋をして30秒くらい火を通しました。好みですが、側面は焼いていません。蓋をする過程で自然に色が変わります。
焼き上がったら、フライパンの上に置いた網の上でアルミホイルに包んだ肉をしばらく休ませます。焼いた肉をすぐ切ると肉汁が出てしまうので、それを防止するためです。
付け合せは焼き野菜
今回はお肉に注力したかったので、付け合せはオーブンで焼きっぱなしの野菜にしました。白菜、人参、里芋に塩とオリーブオイルをまぶしてオーブンで30分くらい焼きます。人参と里芋は予め電子レンジをかけておくと火が確実に通るので安心。
焼き上がりはこんな感じ
焼き上がりを二つに切り分けたところ。表面の焼色は結構きれいに付いたと思う。
断面。ミディアムレアを目指したのですが、レアな感じの焼き上がりでした。焼いている最中、どんどん火が入ってしまう気がしてちょっと焦ったのです。落ち着いてあと片面30秒くらいずつ火を入れるべきでした。
付け合せはこんな感じ。素朴だ。
ステーキの断面。レアですが、サシ部分の脂がほどよく溶けていておいしい。白く透き通っている部分が脂です。サシが多いけどしつこくない。
さらに断面。お肉の脂おいしいな〜〜という感じ。おうちで焼くと気軽に楽しめていいです。忘れないうちに、次はミディアム・レアを目指して焼いてみたいと思います。
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